シューティングマスター

実機について

極秘のうちに、その仕事の依頼が舞い込んだ。
ヨーロッパの某王国のプリンセス、アイリス姫が犯罪組織によって誘拐されたという。
巨大な組織を、ひとり敵にまわし、姫を救出しなければならない。
市街地、倉庫での銃撃戦、森や海でのチェイスなどを潜り抜け、
果たして姫を無事救出できるか!


1985年、セガから登場したガンシューティングゲーム。

一人称視点のオーソドックスな画面構成。
中央に固定されたガンコントローラーを左右に振ると、任意の方向に画面がスクロールする。
ガンコントローラーにはリコイル機能が内蔵され、発砲時の反動も再現されている。
画面に次々と現われる敵を狙撃し、各ラウンドに出現するボスを倒すと次ラウンドへ進む。
全7ラウンド構成。

敵に撃たれると画面下の【☆】マークが増え、10個蓄積するとプレイヤーの持ち人数が一人減ってしまう。
発砲される前に狙撃すると【☆】マークを減らす事が出来る。
人質の姫が逃走中、障害物も狙撃して進路を確保しなければならないシーンもある。

作品について&戯言 黎明期からガンシューティングを多く手掛けている同社ですが、この筐体もその一つ。
バルーンガン」や「バーチャコップ」と並べてみると、ガンシューティングの歴史が垣間見えるようで感慨深いです。
残念ながら当時プレイした事がありませんが…

意外と複雑な造形で、特にモニター部の再現には試行錯誤させられました。
結局、モニター周辺と合致するように曲げた薄いプラ板を先に貼って固定して、乾燥後に小さめの四角に穴を開け、
別に製作したモニター部を現物合わせで慎重に嵌め込みました。
接着の際に指紋が付くのが嫌なのでガラスは嵌めてませんが、正面から見ると奥行感はハンパ無いです。


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